例えば、最初のページで作業の先行関係を入力するとPERT図が計算されますが、 コンピュータの中では次のようなことが計算されていきます。
その後各作業の作業時間を入力すると、そこからの計算も全く授業の解説通りのことが行なわれます。
各段階でどのような計算が行なわれているかを思い出しながら使って下さい。
もともと作業の先行関係がサイクルになることはあり得ないわけですが、 サイクルがないことを確認する必要があるのは、データを入力ミスしてサイクルのあるPERT図が出来てしまうと困るからです。 もし、間違えて先行関係にサイクルがあるデータを入力してしまうと、PERT図の計算が出来なくなります。(例えば、ノードに順番を振れない。) 人間が手で計算するときにはサイクルがあっておかしなことが起こると、その原因にすぐ気づいて修正できますが、コンピュータはプログラムされた通りに動き続けてしまうので、永遠に計算が止まらなくなってしまったりします。プログラムで自動化するときには、そういうエラー処理をつけることも必要になってきます。